日本が円高になりやすい理由は?/日本の円安局面とは?

日本が円高になりやすいとは?@

日本には、年間十数兆円規模の貿易黒字があります。

 

これは、毎年毎年貿易で、
十数兆円の円買いが、市場に出てくるということです。

 

つまり、単純に考えれば、
これを上回るほどの円売りの金額が出てこない限り、
円高が進んでしまうということになります。

日本が円高になりやすいとは?A

このように、円というのは、
構造的に円高になりやすい体質なのです。

 

よって、民間から十分な円売りが出ないときは、
政府がその分、円売り介入を行わないと
相場が安定しない可能性が高くなってしまうのです。

 

ちなみに、過去の介入を見ても、
円売り介入の方が圧倒的に多くなっています。

トレンドとは?

トレンドというのは、
大きな相場の流れの方向、
あるいは動向のことをいいます。

 

ちなみに、相場が上昇しているのであれば、
「トレンドは上向き」
相場が下降しているのであれば、
「トレンドは下向き」
などといいます。

 

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日本の円安局面とは?

日本の過去の円安局面には、
すべて巨大な投機資金が動いているという共通点があります。

 

例えば、バブル経済がはじける直前の1990年、
1ドル=160円になったときです。

 

この時期、日本の投資家は、
国内の株や不動産、ゴルフ会員権などを買い漁り、
その次には、海外に投資先を求めました。

 

これによって、日本から海外に投機資金が流出し、
急激に円安に進んだのです。

 

しかしながら、その後、バブルが崩壊し、
今度は一気に円高へと向かいました。

 

また、1998年には、
日本の低金利が長期にわたるであろうということに注目した
欧米のヘッジファンドが
為替市場で円売りの投機を仕掛けたときです。

 

このときは、ドル円は
1ドル=150円付近まで円安になりました。

 

そして、この年、ロシア危機が起こり、その流れの中、
10月の初めには、たった2日で20円も円高に進む
という記録的な出来事が起こりました。

 

このときの相場は、
それまで投機がつくり上げた相場が
一気に崩壊した瞬間であったといわれています。

 

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